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パチンコ・パチスロの様々な事情。アジア情勢、ニュース論評など、真面目じゃない筆者が好き勝手に書くブログ。
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アメとムチ
2月7日の記事『パチスロ5号機の現状』で質問コメントを頂きましたので、お答えしながら警察庁とパチンコ業界の関係についてお話しします。

yochy.1962さんのコメント

『そもそも、パチンコの新基準もそうなんだけど、どういう需要があって、規正をコロコロ変えるのでしょうか。
今回のパチスロは、解釈の隙間をつかれたことに対する、警察庁のブチ切れってとこなのですか?
まあ、射倖性をあおるストック機みたいなものは、本来のパチスロの楽しみからかけ離れてしまっているので(というより、本来のパチスロの楽しみってどんなものかもわかりませんが)、規正するのは仕方がないと思いますが、パチンコのほうは、どうも改善ではなく改悪になっている気がするのですが、いかがでしょ。』



まず、「どういう需要があって規制をコロコロ帰るのでしょうか」という事についてですが、実際風適法にある、『ぱちんこ遊技機に係る技術上の規格』、『回胴式遊技機に係る技術上の規格』の項目が変更されたのは実に14年ぶりの事になります。

細かい変更点は色々あるのですが、法的に定められている規則には、大当たり確率や確率変動突入率などを設定した項目はありません。
『著しく射幸性の高い遊技機でないこと』の基準として、試射試験などを設け、市場に出してもいい遊技機の判断基準が記されているだけです。
以下は今回改正されたぱちんこ遊技機の規格で、試射試験での出玉率を設定したものです。

(ハ) 遊技球の試射試験を一時間行つた場合において、獲得する遊技球の総数が発射させた遊技球の総数の三倍に満たないものであること。

 (ニ) 遊技球の試射試験を十時間行つた場合において、獲得する遊技球の総数が発射させた遊技球の総数の二分の一を超え、かつ、二倍に満たないものであること。

 (ホ) 遊技球の試射試験を十時間行つた場合において、獲得する遊技球の数のうち役物の作動によるものの割合が七割(役物が連続して作動する場合における当該役物の作動によるものの割合にあつては、六割)を超えるものでないこと。


この枠内に入っていれば出玉に関して『射幸性の高い遊技機』ではないという判断で、問題ない機種となります。

では、今回の新基準機に『確率500分の1以上、賞球数3個、確率変動突入率が50%でない機種』が出来るようになったのかと言いますと、これは日工組(パチンコメーカーで構成される組合)で決められた内規の変更によるものだからです。
今まで賞球数が5個から4個へ変わったり、確率が315分の1前後、確率変動突入率50%の機種ばかりだったのは、この日工組の自主規制と言える内規に基づいたものなのです。

大雑把に説明すると、本来なら保通協の試験に適合していれば、全て問題ない遊技機となるハズなのですが、もともと『射幸心』という語句自体が、あやふやなものなので、何をもって基準にするのかが不明瞭です。
ですから、組合で自主的に『射幸心の高い遊技機』を設定し、その基準内で遊技機を開発していく事により、警察庁の手を煩わせないようにする配慮とも言えます。
なんせ、この業界のパワーバランスは圧倒的に法の番人である警察庁に有利なのが目に見えてますので、下手な事をして警察庁を怒らせ、次の法改正で規則を厳しくされたりすると困るからです。

現在の新内規では賞球数が3個になってますが、法的には1個でもいいのです。確率ももっと低く設定していても、試射試験にさえ適合すればいいのです。
しかし、それをやってしまうと『著しく射幸心を煽る恐れのある機械の候補』として、警察庁に睨まれてしまうという可能性があり、現在の法には抵触していなくても、次回の改正で厳しくなる恐れがあるのです。

パチスロでも同様で、こちらは日電協という組合があります。こちらにも勿論内規があるのですが、この日電協加入メーカーの足並みが揃っていませんでした。日電協非加盟メーカーも数多くあり、日工組に比べるとパチスロメーカーは纏まりがなかったとも言えます。
あるメーカーが試射試験の盲点を突き、著しく射幸性が高いストック機やAT機などを出した事により、営利目的で他のメーカーも追随していったのです。

盲点というのは、保通協で行われる試射試験では、目押しや押し順などの概念がないという事でした。目押しや押し順に従わない試験には適合する出玉率なのですが、実際は液晶などによる指示に従うと出玉率を増やせたりする事ができ、これによりAT機やストック機が実現可能になったのです。
勿論、液晶の指示通りに試射試験をすれば、確実に不適合になる機械という事になります。
例えると、『合法ドラッグ』ならぬ『合法不正遊技機』とでもいいましょうか。

パチスロに関しては、このような経緯があるため、以前より試験の内容を細かく規定し、隙を与えないような規則になりました。シミュレーション試験が導入され、成立したフラグは全て取るという計算で試験が行われるようになりました。
これにより、通常時に押し順や目押しの概念により、小役の取りこぼしを前提として設計されていたAT機は、AT機能により出玉を大幅に増やす事が不可能になり、またボーナスフラグが成立している状態ではボーナスの抽選を新たに行ってはならないと明記された為、ストック機は不可能となっています。

パチンコ・パチスロ両者に言えるのですが、旧規則の出玉率と新規則の出玉率は殆ど変更がありません。
ただ、内規の変更により波が荒くなってるように見えるだけなのです。
内規は『著しく射幸性の高い遊技機でないこと』の解釈の基準として作られてる意味が大きい事は前述しました。
どこまでが『射幸性の高い遊技機』なのかは、警察庁の判断にまかせるしかありませんからね。

このように内規とは警察庁に『ウチでは射幸性の高い機械というラインを、こんな内規で自主規制してますので、あまり厳しく法律で決めないでね』と、いう意味合いのものです。
何もかも、法律で定められてしまうとバラエティーがない機械になり、パチンコ産業は衰退していく事は目に見えてしまいますからね。
パチンコではそれがうまく機能していたので、種別の撤廃など規則緩和につながりました。
スロットでは全く逆に、内規が機能せず、やりすぎたから規則が厳しくなったのです。

『改悪になっているような気がする』と仰っていたのは、法で決められた事ではなく、波の荒さを演出する事は、バラエティーの幅を広げたという一つ結果であり、それを『射幸性の高い機械』とするか、しないのかは警察庁の判断に任されます。
そして、このような波の荒い機械が警察庁に『射幸性が高い機械』と判断されれば、また内規を変更して自主規制する事になると思います。
それでも自主規制が守られず、さらに波の荒い機械を出しつづけたりすれば、今回のパチスロのように、次回の風適法改正で厳しい規則になるのは間違いないでしょう。


このように、パチンコ業界は警察庁との駆け引きで成り立っていると言えます。
ホール経営をしている会社や、メーカー、組合等の役員など、パチンコ業界では元警察庁の天下りが普通にいます。

『警察庁のブチ切れってとこなのですか?』というのは、まさにその通りでございます。

「法を守っていればいいってもんじゃないぞ!まじめに健全にやってないと、もっと厳しくしちゃうぞ!」
「でも、まじめにやっていれば、少しくらいは許してもいいぞ。(見てない振りをしちゃう事もあるよ)」

信じられない人もいるかもしれませんが、これが警察庁のスタイルです。
公権力ってこんなもんですよね。

ホント『アメとムチ』の世界です。
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by bar-_-seven | 2005-02-08 14:48 | パチンコ・パチスロ