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パチンコ・パチスロの様々な事情。アジア情勢、ニュース論評など、真面目じゃない筆者が好き勝手に書くブログ。

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国立追悼施設建設予算計上要求の見送りと、前原代表訪中の成果
靖国神社に代わる無宗教の戦争犠牲者追悼施設の建設を推進する超党派の議員連盟、『国立追悼施設を考える会』が、来年度予算案での調査費計上要求を正式に見送る形にしたという喜ばしいニュース。
<戦没者施設>追悼議連、調査費計上要求見送りを決定 
自民、公明、民主3党の有志議員による議員連盟「国立追悼施設を考える会」(会長・山崎拓自民党前副総裁)は14日、東京都内のホテルで幹事会を開き、国立戦没者追悼施設について、来年度予算案での調査費計上要求を見送ることを決めた。山崎氏は終了後の記者会見で「今回はあえて要求せず、政府の判断に委ねることにした。今後は世論喚起に努めたい」と述べた。

 国立戦没者追悼施設をめぐり、政府はすでに来年度予算での調査費計上を見送る方針を固めている。議連は先月、公明党の神崎武法代表など3党の幹部ら約130人で発足したが、その後、出席者が減少。4回目となる14日の総会では出席者が公明党議員ら30人弱にとどまり、調査費計上要求見送りと併せ、失速感は否めない情勢だ。

 山崎氏は幹事会の冒頭、「来年も精力的に(議連を)開き、できるだけ早期に結論をまとめたい」と述べ、追悼施設建設について、来年前半に議連の考えをまとめる考えを表明。ただ、調査費計上の時期については「政府の判断なので、こだわらない」と述べるにとどめた。
(12月14日18時34分 毎日新聞)

このニュースで一番ウケるのが太字部分。130人いたのに、30人弱しか出席してないってどういう事だろ?これじゃ、国立の無宗教追悼施設の建設には、最初から信念がなかったと思われてもしょうがないぞ。ってか、なかったんだろうがね。
ま、10月27日に韓国の潘基文外交通商相が来日し、日本政府に追悼施設関連の予算計上を要求した事があったけど、独立国家として、いくら隣国とは言えど、主権を無視するかのような内政干渉をされて、少しは日本の政治家としての反発心もあったのだろう。そもそも日本での日本人による日本人の為の追悼施設なんだから、他国の要求で予算を計上するなんて事は主権の侵害を許すことになるし、受け入れるような事があってはならない。

最後まで残っていた出席者の殆どが公明党っていうのは、やはり創価学会が背後にいる以上、宗教上の理由という動かし難い理念があったってことかな。
しかし公明党だけで、この話を進めるにはちと分が悪すぎる。だいたい存在自体が政教分離違反に抵触しているかどうかがグレーになっているのに、単独で『無宗教』という形を押し出した追悼施設建設に拘れば、それが飛び火して自分の首を絞めることになりかねない。
調査費計上見送りが決まって一番歯軋りしているのは、中国でも韓国でもなく、創価学会と公明党なんだろうなぁ。

さて、昨日のエントリーでは、訪中した前原代表が中国政府に屈辱的なドタキャンをくらっちゃって、『これじゃ訪中した意味ないじゃん』と記事に書いた。
しかし冷静に考えてみると、このニュースで中国が日本に対して反発している理由が、靖国参拝だけが全てではなく、ただの外交カードの一枚だったという事が裏付けられたし、小泉首相の靖国参拝だけが日中関係に悪影響をもたらしていると考える国内の勢力に対し、『オイオイ、それは考えが浅いだろ』と、このニュースを引き合いに出すことが出来る。
そういう意味では、今後の対中外交の方針に一つの転換を与えるキッカケになっただろうから、前原代表の訪中には大きな意味があったように思える。

さらに、昨日のエントリーでは触れなかったが、この前原代表の釣りは、中国政府からさらに大きな発言を引き出している。
<中国>前原民主代表の「軍事力脅威」発言に反論
 民主党の前原誠司代表が中国の軍事力について「脅威を感じる」と述べたことに対し、中国の秦剛外務省副報道局長は13日の記者会見で「中国は歴史上、他国を侵略したり、他国の領土で殺人・放火をしたことはない」と反論した。秦副局長は「昨年の中国の軍事費は256億ドルだが、日本はその約1.62倍だ」と強調した。
(毎日新聞) - 12月13日19時29分更新
「中国は歴史上、他国を侵略したり、他国の領土で殺人・放火をしたことはない」なんてシレっと語る中国。もう呆れて開いた口が塞がらないってのはこのことだろうな。しかし、こういう発言が出ることで、国際社会に中国政府がいかに横暴で身勝手な言い分を近隣諸国に押し付けているという事が知れ渡り、最後は自分の首を絞め、孤立していくのであれば、相対的に日本がよく見えてくるだろうから、歓迎すべき発言なのかも。しかし、こんな大嘘を平気でつく国に、多少の配慮はあってもいいけど、譲歩する必要性ってあるのか?
このニュースについては『アジアの真実』さん『中国は歴史上一度も他国を侵略したことはない ~嘲笑に値するその発言~』という記事でぶった斬ってるので参考にしてください。

こういった中国政府の対日外交の実態を引き出す思惑が最初からあっての『中国脅威論発言』だったとしたら、素直にスゴイと前原代表を評価したい。
とはいっても、小泉首相がとってきた中国に対する姿勢となんら変わらないんだけどね。

最後に、国内で前原発言に明確に反発した政党はやっぱここだった。
前原代表は「売国外交」/共産・志位委員長が批判
 共産党の志位和夫委員長は13日午後、京都市内で記者会見し、米中両国を歴訪した前原誠司民主党代表の外交姿勢について「海外での武力行使のための憲法改定を米国に行って約束してくる。大変な売国外交だ。中国を脅威とみて言い募るのは本当に有害だ」と強く批判した。
 自民、民主両党の「大連立」構想についても「日米同盟絶対論でどちらが先に行っているか甲乙つけ難いぐらいの競争をしている。事実上は(既に)大連立という状況になっている」と指摘。

 小泉純一郎首相が、靖国神社参拝を理由に首脳会談に応じない中国側を批判したことに対しては「こういう議論を続けることがアジア諸国の日本への批判を強め、問題解決を困難にしていることを(首相は)知るべきだ」と述べた。
さすが、中国共産党日本支部。呆れを通り越して、ツッコむ気にもなれない。
by bar-_-seven | 2005-12-14 23:32 | 中国・朝鮮半島関連